弘前市立図書館に「著名作家色紙展示コーナー」が開設された。弘前や津軽にゆかりのある作家らの直筆の色紙を通して作品に関心を持ってもらうのが目的。山谷英雄館長は「直筆の色紙からパワーを感じ、作家本人や作品に興味を持ってもらえれば」と期待した。
 同コーナーは1カ月ごとに展示替えをする予定。4月は同市立郷土文学館企画研究専門官の櫛引洋一さんが提供した俳人・成田千空さんと、県立図書館や県近代文学館の館長を務めた元NHKアナウンサー鈴木健二さんの色紙各1点とその由来を紹介している。鈴木さんの色紙は2002年、櫛引さんが当時勤務していた県近代文学館から異動する際に書いてもらったもので、力強い筆遣いで「邂逅」と書かれている。
 市立図書館は一般市民にも色紙の貸与を呼び掛けている。借用期間はおおむね1カ月で、作家の略歴と色紙の由来を添えて、色紙を図書館に持参する。問い合わせは市立図書館(電話0172―32―3794)へ。
【写真説明】成田千空さんと鈴木健二さんの色紙が展示されたコーナー