今年生誕110年を迎えた本県初の直木賞作家今官一の文業を、同年に生まれた太宰治との関わりと共に紹介するスポット企画展「生誕110年 今官一と太宰治の交流」が1日、弘前市立郷土文学館で始まった。太宰が官一に送った書簡の内容などをミニパネルで紹介するほか、官一の代表作初版本、官一が記した太宰に関する取材メモなど約30点の館蔵品を並べ、2人の友情と素顔に迫る。6月20日まで。
 展示には官一のメッセージ「実らざる 実も葉がくれに桜桃忌」とサインが記された「少年 太宰治」の初版本、太宰の小説「鷗」を基に官一が脚色した「鷗日記―架空〈太宰治日記〉―」の直筆原稿、色紙や東京都三鷹市で撮影した2人が並ぶ写真なども出展されている。
 観覧料は一般100円など。問い合わせは同館(電話0172―37―5505)へ。
【写真説明】官一のメッセージとサインが記された「少年 太宰治」の初版本

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