「空のビジネス、視界良好‼」。幅広い用途での活用が期待されるドローン。黒石市の太田德次さん(64)は趣味のラジコン操縦などの腕を生かして退職後、黒石市内にラジコン、ドローンの操作方法や空撮などを請け負う会社「岩木山ラジコン空港株式会社」を設立した。つがる市には本格的な専用飛行場も併せて建設。農薬散布や認知症予防にドローンが役立つとPRしている。
 子どもの頃から機械いじりが好きで、自作の簡易型ラジコンの製作に熱中していたという太田さん。大学では機械工学を専攻し、卒業後は、津軽広域水道企業団に技術職として就職。ラジコンも趣味として続けてきた。
 ラジコン・ドローンの知識、技術をもっと生かしたいという思いを持ったのは50歳を過ぎた頃から。物忘れが多くなったという太田さんはジョギングや文字を書くなど、体に良いさまざまな活動に取り組んだが、その中で、ラジコンの操縦が最も効果があると実感した。
 2015年3月に定年退職してからは、起業の準備と並行して、父から受け継いだつがる市木造の水田に飛行場を建設。3年近くをかけて、今年4月に父の名前を冠した「よしもと飛行場」を完成させた。
 飛行場は0・5ヘクタールの土地に70メートルの滑走路1本と2基のヘリポートを持つ本格的なもの。ラジコンやドローンに優しい芝生仕様とするなど随所に太田さんのこだわりがある。
 よしもと飛行場のオープン期間は10月末まで。各種講習の他、飛行場の貸し切りなども行っている。問い合わせは、同社(電話0172―78―5080)へ。
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