【写真説明】きれいに咲きほころぶ桜=28日午前11時40分ごろ(上)と、咲きほころんだ花を指差す児童ら=28日午後0時20分ごろ(下)

  弘前市の石川小学校(相馬伸光校長)で、中庭にある桜(ソメイヨシノ)の花が咲きほころんだ。児童や教職員は季節外れの桜に驚きつつも、かれんに咲く花を楽しんでいる。
 開花に気付いたのは5年担任の葛西裕子教諭。25日の放課後に咲いている花を見つけ、児童らに教えた。5年の齋藤零君は「桜が咲く時期じゃないのに咲いててびっくりした」と笑顔を見せた。
 桜は8月19日、同校OBの造園業男性(52)がボランティアで剪定(せんてい)。男性は「木が若返ったことに加え、ここ最近の気温がちょうど春の桜が咲く時期と重なった」と開花の理由を説明した。28日現在で、二分から三分咲きの状態となっている。
 同校には終戦前後の1945(昭和20)年6~10月、東京都品川区の中原国民学校(当時)の児童68人が集団疎開していた。時期は定かではないが、桜はその後、疎開した児童らが植樹したと伝えられている。相馬校長は「宝物として子どもたちにも意識付けし、これからも見守っていきたい」と話した。

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