鶴田町のNPO法人ツル多はげます会(須郷貞次郎会長)は「中秋の名月」に当たる24日、同町の山田温泉で秋の例会「中秋の有多毛(うたげ)」を開いた。メインイベントの吸盤綱引きでは、ハゲしい戦いに会場が興奮と爆笑に包まれた。
 今回で30回目の節目となる有多毛。この日は天気が悪く、秋空の月はあまり見えなかったが、会場には“地上の名月”がずらり。恒例の綱引きは、自慢の頭に吸盤を付けて「ハゲよーい」の掛け声を合図に引っ張り合い、同町の飲食店経営藤田哲也さん(48)が優勝した。
 5年ほど前から出場するも1回戦負けが続いていたが、昨年は準優勝と近年は日の出ならぬ月の出の勢いで、ついに悲願を達成した藤田さん。「こつは痛さを我慢すること。うれしいのと痛いのが半々」と頭の青あざを見せながら語った。
【写真説明】ハゲしい戦いを制した藤田さん(左手前)が、見事頂点に輝いた