弘前市宮舘の名勝・瑞楽園で24日夜、「十五夜を楽しむ会」が開かれた。雨が上がっても晴れ間が広がらないあいにくの天気だったが、約30人の参加者は雲の上で輝く名月に思いをはせつつ、琴や尺八の生演奏などを楽しんだ。
 同園を管理する三浦造園(三浦利吏社長)が毎年開いており、今年で3回目。和の昔っこの会による津軽の昔話が披露されたほか、琴の生田流宮城杜師範の猪久保真紀さんや、尺八の都山流師範の成田蒼山さんらが、秋をテーマにした演目を奏でた。艶やかな調べに鈴虫の音も重なり、参加者の耳を楽しませた。
 イベント終盤には雲間からかすかに月が顔をのぞかせる場面もあり、参加者から感嘆の声も聞かれた。
【写真説明】琴の艶やかな音色を楽しむ参加者