2018年度末で閉校する弘前実業高校藤崎校舎(福士広司校長)は15日、同校舎体育館で閉校式典を行った。全国で唯一のりんご科を有する同校舎。最後の在校生12人を含む関係者183人が、地域とともに歩んだ70年に及ぶ歴史を振り返り、伝統と誇りを後世に語り継ぐことを誓った。
 同校舎は1948年度、県立黒石高校藤崎分校として開校した。52年度に県立弘前中央高校藤崎分校に配置転換され、57年度に町立の県藤崎高校として独立し、62年度に県藤崎農芸高校と改称。72年度には県に移管されて県立五所川原農林高校藤崎分校になり、りんご科が誕生した。
 同校舎の三上暁郎教諭によると、同校舎果樹園で01、02年ごろに太田昌文さんが発見した「ふじ」の着色系枝変わり品種を今年1月、農林水産省に新品種「藤巧者(ふじこうしゃ)」として品種登録出願したという。関係者は藤崎校舎の名を後世に残すものと期待している。
 【写真説明】藤崎校舎への思いを胸に校歌を斉唱する出席者

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