弘前大学大学院保健学研究科は2日、看護師や診療放射線技師らを対象に被ばく医療研修を行った。県内外から参加した29人が原子炉建屋内での被ばく事故を想定し、受け入れ準備や放射線量の測定、けがの処置など、一般病室に申し送りするまでの流れを実践的に学んだ。
 研修は看護職と診療放射線技師の2コースに分かれて1、2の両日に同研究科で実施。弘大のほか東通村、八戸市、東京都、福島県、島根県などの医療機関や大学院から看護師、診療放射線技師、大学院生が参加した。
 演習は2コース合同で、参加者が2グループに分かれて実施。原子力発電所の原子炉建屋内で汚染水が漏れ、修復作業中の作業員2人が暑さに耐えられずフルフェースマスクを外した後、体調が悪化。その後、相次いで転倒し、2人とも足に挫創を負った―という想定で行われた。近年は除染作業に従事する外国人作業員もいることから、同研究科の留学生が被ばくした作業員役を務めた。
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