拉致の可能性が否定できない特定失踪者の今井裕さん=当時(18)、弘前市出身=の兄・英輝さん(75)=同市在住=は「北朝鮮側は具体的な回答を何も出しておらず、期待外れだった」と失望感をにじませた。
 1969年3月2日、弘前工業高校の3年生として卒業式を目前に控えていた裕さんは、「制服のボタンを買いに行く」と自宅を出たきり、行方不明となった。
 今後の進展については「日朝首脳会談が実現しなければ解決しない問題。安倍晋三首相には一日も早く交渉の場を設けてほしい」と期待した。
【写真説明】裕さんの弘前工業高校時代の生徒手帳を眺める英輝さん。弟の安否を気遣いながら米朝首脳会談の行方を見守った

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