黒石市で毎年、8月に行われ、日本三大流し踊りにも数えられる「黒石よされ」の伝統継承などを目的としたクラウドファンディング(インターネットで資金提供者を集める取り組み)が11日正午から始まった。期間は7月20日午後11時まで。県内の祭りでの同種の取り組みは珍しい。目標支援総額は50万円。達成の際は、同市の中町こみせ通りに設けられる古民家桟敷席でのよされ観覧といったサービスを受けることができる。
 黒石よされ実行委員会の構成団体でもある青森銀行がクラウドファンディングの専門サイト・レディーフォー(本社東京都)との提携をきっかけに、実行委に提案した。同行によると、金融機関が仲立ちとなって、県内の祭りにクラウドファンディングが導入されるのは初めての試みという。
 支援金は、祭り運営全般に充てられる予定。クラウドファンデングが目標に達成した場合、支援者が受けられる返礼品(プロジェクトリターン)は金額に応じて品目が変わり、例えば、3000円が「黒石よされステッカー5枚」、1万円が「黒石よされCD、湯めぐり湯札(温泉チケット)、他」など。3万円以上には、ペア古民家の桟敷席(弁当お茶付き)での鑑賞などが加わる。桟敷席は今回の取り組みに合わせ、中町こみせ通りに初めて用意されるもので、20席程度を想定。5万円、10万円では、さらに市内の板留温泉や落合温泉の宿泊施設・ペア宿泊券なども付いている。
 黒石よされのクラウドファンディングのサイトは「レディーフォー黒石よされ」で検索を。
【写真説明】返礼品などを手に意気込む新岡常雄黒石よされ実行委員長(左)と青森銀行黒石支店の佐藤柳成支店長

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