弘前大学とストッキングなどの製造販売大手「アツギ」(本社神奈川県)は、共同研究講座「健康と美医科学講座」を同大大学院医学研究科に設置し11日、開設式を行った。同大が有する「岩木健康増進プロジェクト」から得られる健康ビッグデータを活用し、医学・生命科学と健康美を融合した研究から、健康寿命を縮める疾病の予防につながる製品の開発、商品化を進める。生活必需品である「衣」から健康にアプローチし、身に着けることで自然に健康を意識できる衣料の確立を目指す。同大に開設された共同研究講座は今回で10例目となった。
 アツギは1947年に「すべての女性の美と快適に貢献する」企業として設立。ストッキング、ソックス、インナーウエアのメーカーで、日本のストッキング業界をけん引。日本や中国を中心にアジア各地で商品を展開する。むつ市に日本最大の生産量を誇るストッキング工場を構えるなど、メードインジャパンの製品を世界に発信している。
 講座は同大の中路重之特任教授、井原一成教授、沢田かほり助教、同社技術開発部の大石秀樹特任助教で構成。期間は2018年6月1日~21年5月31日の3年間。
 開設式には同社の工藤洋志社長、鶴博次取締役、佐藤敬学長、若林孝一副学長、中路特任教授、井原教授、COI研究推進機構の村下公一教授らが出席した。
【写真説明】共同研究講座「健康と美医科学講座」の看板を掲げる(左から)若林副学長、佐藤学長、工藤社長、鶴取締役

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