観光、文化の面で津軽と京都の相互交流を図る津軽音羽會(工藤良一会長)は25日、弘前市百沢の岩木山神社に清水寺(京都市)のシンボルとして知られる老紅梅の子孫木を奉納移植した。同會創立5周年を記念した行事で、関係者は両地域の親交がさらに深まることを願った。
 老紅梅は清水寺仁王門の前に植えられており、子孫木は現在18本育成されている。今回植樹されたのはその中の1本で、清水寺以外の場所に奉納移植されるのは初めてという。
 神事では、参加した清水寺の森清範貫主と会員ら約20人が本殿で玉串をささげた後、本殿近くに植えられた子孫木に土とご神水を掛けて成長を願った。子孫木は丹款(たんかん)(真心)の意を込めて森貫主が「丹款梅(たんかんばいばい)」と命名した
 森貫主は「(清水寺の開創から)1200年の歴史を超えて、こうして子孫木が移植されたことは誠に歴史的なことでありがたい。末永く地に根付いて、京都と津軽の人の熱い交流が重なることを願う」と語った。森貫主は26日、弘前公園本丸で今年の漢字一文字を揮毫(きごう)する。
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