弘前市石川地区の私設消防団が1951年に購入し、有志で保存してきた腕用消防ポンプが19日、同市の弘南鉄道大鰐線石川駅で公開された。人力で動かし放水する腕用ポンプは市内で造られたとみられ、保存状態は良好。現在も使用可能だが詳しい由来は不明だ。弘前さくらまつり会期中は公開され、石川腕用消防ポンプ保存会の代表・工藤光行さん(62)は「何か知っていることがあれば情報を寄せてほしい」と呼び掛けている。

 国内での腕用消防ポンプ使用は明治時代初期、フランスから購入され東京の消防に配置されたのが始まりとされる。旧弘前市編入前の旧石川町で活動していた「石川中組私設消防団」が購入し、お披露目当時の写真のコピーも残っているが、詳しい由来を知る人はいないのが現状だ。

 【写真説明】弘南鉄道大鰐線石川駅で公開されている腕用消防ポンプ。工藤会長(左)らが持つ取っ手を交互に動かし放水した

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