弘前市立博物館で3日、企画展「おひめさまとおひなさま~華麗なままごと遊び~」が始まった。明治維新150年にちなみ、同時期に弘前藩最後の藩主津軽承昭(つぐあきら)に嫁いだ関白近衛忠煕の六女尹子(ただこ)のひな人形やゆかりの品を紹介。各年代のひな人形やひな道具も展示、変遷を概観できる。
 ロビーでは竹森節堂のねぷた見送り絵「八重垣姫」とともに、2組の端正な有職(ゆうそく)びなが目を引く。この人形は尹子の結婚翌年に近衛家から贈られたとみられる。
 第1会場には、細部まで作り込まれた承昭所用の多種多様なひな道具がずらり。尹子所用の振り袖、毛植え人形の馬も並ぶ。
 第2会場では桃の節句にちなみ、各種ひな人形に加え縁起物を展示。郷土玩具の研究などでも知られた音楽家木村弦三が収集した各地の羽子板、だるま、土人形が並ぶ。猫の錦絵は、観劇や玉乗りを楽しむ擬人化した猫がユーモラス。
 会期は3月31日までで第3月曜日休館観覧料は一般280円。
【写真説明】弘前藩12代藩主夫人尹子のひな人形やゆかりの品も多く展示している会場

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。