将棋の行方尚史八段(44)=弘前市出身=が29日、東京・将棋会館で指された第89期棋聖戦2次予選で村山慈明七段に勝って公式戦通算600勝となり、将棋栄誉賞の受賞が決まった。
 将棋栄誉賞は通算勝ち星が600に達した棋士・女流棋士に贈られる賞で、行方八段は52人目。
 行方八段は1993年、19歳でプロとなる四段に昇段。これまでに95年度「早指し新鋭戦」、2007年度「朝日杯将棋オープン戦」で優勝している。タイトル戦挑戦は13年の王位戦と15年の名人戦の2回。名人戦順位戦では07年にA級入りし、通算6期在籍している。