黒石市の津軽こけし館で2日、こけしの初挽(び)きが行われた。津軽こけし工人会長の阿保六知秀さん(66)が白装束に身を包み、伝統こけしの普及発展、技術向上などを祈りながら今年最初の1本を作り上げた。
 津軽系こけし工人、市の関係者らが神事で今年の安全を祈願。続いて大勢のこけしファンが見守る中、阿保さんがかんなを入れ1尺(約30センチ)の「本人型」を挽いた。阿保さんは「今年もまた愛されるこけしを作りたい。その1本目ということで心を込めた」と話し、「昨年はさまざまな賞を頂いた。今年もさらに上を目指していきたい」と意気込んだ。
 同館では6日から、「津軽系」「鳴子系」など全国のこけし工人が制作したひな人形のこけし“ひなこけし”を展示販売する「楽しい、ひなこけし展」も開かれる。
【写真説明】真剣な表情で今年1本目のこけしを制作する阿保さん

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