日本一の桜で名高い弘前さくらまつりは今年、100周年を迎える。会場の弘前公園は東北地方唯一の現存天守をはじめ、三つの櫓(やぐら)と五つの門が国の重要文化財に指定されている。江戸時代から残る現存櫓は、この三つだけだが、他に明治維新を生き残りながらも、その後ひっそりと姿を消した櫓がある。北の郭の子櫓がその一つで、明治39(1906)年4月に火災で焼失したが、このほどその子櫓ではないかと思われる写真が発見された。絵はがきの中の1枚で直接的な記載はないが、写真に写る堰(せき)や橋などの位置から子櫓である可能性が高い。子櫓の写真はこれまで未発見のため、明治期の弘前公園を知る上で貴重な一枚となる。
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