つがる市の沼で、絶滅危惧種である稀少な水生植物「ガシャモク」が発見された。水質汚濁により国内ではほぼ絶滅しており、現存する自然個体群としては福岡県北九州市に次いで2カ所目。これまで千葉県が北限とされてきた分布も一気に500キロ以上更新した。
 16日は、弘大白神自然環境研究所の山岸洋貴助教(41)と津軽植物の会会員の石戸谷芳子さん(69)=弘前市=が弘大で会見し、発見に立ち会った石戸谷さんは「それまで知らなかった生き物がこの辺りにいるんだということを知り、喜びがあった」と笑顔。山岸助教は「非常にすごい発見」とし、今後の保全について「北九州などのように市民の方に愛されてこそ。できれば中高生らが切れ藻を育て、研究するなどしてもらえたらと思う。ガシャモクを含め豊かな自然を地元の人と守っていけたら」と話した。
 発見を記念し、12月11日午後5時から、つがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホールでシンポジウムが開かれる。
【写真説明】つがる市の沼で発見されたガシャモクの切れ藻を手にする山岸助教(右)と石戸谷さん

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