リンゴ園に食害をもたらす野ネズミ(ハタネズミ)対策として“天敵”のフクロウが営巣しやすい環境づくりに取り組む弘前市のリンゴ生産者らで組織する「下湯口ふくろうの会」(石岡千景会長)。リンゴ園に巣箱を設置してから3年で合わせて47羽のひなが巣立った。同会と共同研究する弘前大学農学生命科学部の東信行教授は「地域内のフクロウは徐々に増えている」と活動の成果を強調する。巣箱の設置数も年々増加しており、さらに「フクロウ効果」が高まることが期待される。
 フクロウはかつて園地の古い木の洞(うろ)を巣として利用していたが、わい化栽培に切り替えが進んだことで営巣環境が失われつつある。同会は園地にフクロウを呼び戻そうと、同市下湯口地区を中心に巣箱を設置している。
【写真説明】リンゴ園近くの木の上でたたずむフクロウのひな=5月12日、弘前市下湯口

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