文章の読解力や表現力を向上させる課題の設定が難しいとされる国語の授業。そんな悩みを持つ中学校の国語教師らを対象とした勉強会「月曜会」が、エッセイストで長く国語教育に携わった佐藤きむさん(84)=弘前市=の自宅でおおむね隔週月曜日に開かれている。1989年夏ごろに始まり、通算で500回は超えたという。参加教師は実践内容を紹介し合いながらノウハウを共有。生徒が主体的に取り組めるよう導く佐藤さん流の指導のエッセンスを吸収している。教師ならではの悩みを相談する窓口でもある。
 勉強会は、新採用の教師から国語の授業の難しさを相談された佐藤さんが発案した。佐藤さんは当時、弘前大学教育学部附属中学校の教諭で、同学部の講師も務めていた。佐藤さんと20~30代の女性教師3人の計4人でスタート。これまで30人余りが通い、ほとんどが現役だ。現会員は7人。
 5月29日の月曜会。出席者からは(1)紙面があらかじめ四つに仕切られたノートを活用し、生徒の疑問から課題解決に導く実践(2)新聞のコラムを使い、読解を狙いとしたプレゼンテーションの授業(3)文章を幾つかに分割し、筋道立つよう並べさせる説明文の指導―といった取り組みが紹介された。
【写真説明】授業での実践内容を紹介し、意見を交わす参加者と佐藤さん(右列奥)=5月29日

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。