弘前大学農学生命科学部の山尾僚助教(33)らの研究で、オオバコの種子が遺伝的に近い種子と共に競争者である他種に遭遇すると、発芽を早め、さらに近縁種同士で発芽のタイミングを同期させることが分かった。これにより、生存を有利にしているとみられる。植物の種子が、同種の種子の遺伝的類似性と他種の種子を同時に識別するという、複数の生物的情報を総合的に処理する「情報統合」が可能であることを初めて発見し、加えて植物が種子の段階で互いに情報のやりとり(コミュニケーション)を行っていることも明らかにした。
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