東北工業大学(仙台市)の小山教授と、研究室に所属する学生6人が3~6日、鯵ケ沢町を訪れ、日本海海運の拠点となった鯵ケ沢湊周辺の町並みを調べるため、町中心部にある神社など歴史ある建築物の調査を行った。精巧に測定した結果、建築様式などに特徴的な点が見つかり、北前船交易で栄えた時代の名残と推測されるものもあった。町関係者は「地元住民も気付かなかった、町の遺産の掘り起こしになれば」と期待した。
 調査は町が首都圏の学生らと提携し、地域の課題解決に取り組む「域学連携」事業の一環で、小山教授の研究室は2014年度から事業に参加。16年度からは津軽の拠点港・鯵ケ沢湊周辺の、地域の成り立ちなどの法則性を調査するため、白八幡宮など湊があった町中心部の建築物の測量などを行っている。本格的な町の遺構調査としては1990年に県教委が行って以来となる。
【写真説明】空間の特徴を調べるため、建築遺産を詳しく測定する小山教授(右)ら=石上神社本殿

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