県教委は24日の定例会で、明治時代に製造され、約70年間小泊湾内で使用されていた磯舟「小泊のキッツ舟」を県有形民俗文化財に指定することを決めた。県の文化財は今回で278件目、有形民俗文化財は13件目。
 キッツ舟はムダマハギと呼ばれる磯舟の一種で、2本のくり抜いた木材を組み合わせて舟底を作り、側板を張り付けたもの。長さ667センチ、幅102センチ、高さ55センチ。小泊湾は波が穏やかなため、へさきが平らであることが特徴。
 1901年に旧小泊村小泊の漁師秋元勇太郎が地元の船大工柳沢儀助に造船を依頼し、約70年の間、小泊湾内で磯舟として使用された。83年には旧小泊村有形文化財に指定されている。
【写真説明】小泊のキッツ舟(中泊町教育委員会提供)

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