弘前市立博物館の毎年恒例の企画展「弘前ねぷた展」が31日、同館で始まる。ねぷたの歴史を物語る貴重な資料や祭りの雰囲気を伝える鏡絵・見送り絵など約70点が出品される。8月29日まで。
同展は1986年から開かれ、今年で25回目。71年に陸奥新報社創立25周年で制作された棟方志功のねぷた絵をはじめ、石沢龍峡、阿部義夫らの巨大鏡絵、大正時代に描かれた小田桐岩蔵の見送り絵といった同館所蔵作品のほか、弘前大学所蔵のねぷた絵5作品も一堂に展示。迫力あふれるねぷた絵が会場を華やかに彩る。
大正時代のけんかねぷたの様子をとらえた竹森節堂の「ねぷた風物詩」、明治初年に小島左近が制作した現存最古の額絵、ねぷた絵の基になった江戸時代の日本画や「絵本通俗三国志」など、ねぷたの変遷がうかがえる資料が並ぶほか、制作工程を写真パネルで紹介する。
同館館長補佐の木村斉さんは「絵師それぞれの描き方の違いを楽しんでほしい」と話している。
【写真説明】弘前大学所蔵のねぷた絵を一堂に展示した会場













