「市長が出向いてお話伺います」。弘前市の葛西憲之市長は30日、市民と直接意見交換する「市長車座ミーティング」を初めて行った。初回は県ソーシャルワーカー協会員らと座談形式で懇談。障害者の自立支援組織の整備について、市民目線を生かした具体的な方向性が早速提案された。
ミーティングは葛西市長の公約の一つで、市民参画の土台づくりや開かれた市役所づくりを目的に初めて行われた。
市内の社会福祉法人施設で行われたミーティングには葛西市長と県ソーシャルワーカー協会の田中弘子会長ら5人が出席。出席者からは「障害者の働く場を増やすことが非常に大事だが、賃金などの面で難しい問題がある」「技術や能力の高い障害者も多いが、一般社会や企業との接点が少なく、伝えることができない」といった意見が出された。
今後は障害者の自立支援に向けたネットワークの強化を図るため、現在ある弘前市地域自立支援協議会の専門部会の拡大などを検討していくことにした。
葛西市長は「市民の意見を聞く良い場になるので多くの市民に申し込んでもらいたい」と手応えを語った。また田中会長も「堅苦しくなく、課題に思っていることを直接ぶつけることができた。障害者の課題を共有することができた」と満足そうだった。
ミーティングは分野を問わず、5人程度以上の団体やグループなら申し込むことができる。8月26日午後2時からの第2回と、9月30日午後2時からの第3回、また昼食を囲みながら意見交換する10月13日正午からの車座ランチは参加者を募集している。募集内容は広報ひろさきに随時掲載する。問い合わせは弘前市広報広聴課へ。
【写真説明】市民と直接対話した市長車座ミーティング













