青森労働局が30日に発表した6月の県内雇用情勢によると、有効求人倍率(季節調整値)は0.34倍で前月を0.02ポイント上回り、今年2月以来4カ月ぶりに改善した。求人は製造業を中心に回復基調を持続し、有効求人数が前月比6.9%(856人)増と大幅に伸びたことが要因。
ただ、全国の有効求人倍率0.52倍を下回る厳しい状況に変わりなく、都道府県別では最低の沖縄県に次いでワースト2位だった。
有効求人倍率は昨年4~5月を底に徐々に改善し、昨年1月(0.34倍)と同水準に回復。正社員有効求人倍率(原数値)は0.15倍で前年同月を0.02ポイント上回ったが、依然として低水準にある。
先行きを示す新規求人倍率(季節調整値)は0.57倍と3カ月連続で上昇。産業別の新規求人数は製造業764人(前年同月比35.5%増)、建設業686人(同24.1%)、宿泊・飲食サービス業596人(同2.4%増)など。消費の低迷で関連する卸売・小売業は1130人と前年同月から1.7%減少した。
同局職業安定部の小林学部長は「雇用情勢は緩やかな改善傾向と判断されるが、緊急雇用の政策効果が下支えしており、経済の先行きに不透明感がある。全国との格差も依然としてあるため、雇用対策を緩めることなく継続することが必要だ」としている。













