文部科学省は30日、小学6年と中学3年を対象に4月に行った第4回全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。本県は小6が国語A(知識)で2位などいずれも1けたの好成績を収めた。また、中学3年は国語、数学ともに大きく順位を上げ、数学B(活用)は36位から14位に躍進した。県教委は「各学校が学習指導上の課題を明らかにし、指導の工夫改善に継続して取り組んだ結果」と分析した。
テストは小・中とも国語、算数・数学の2教科で知識を問うA問題と活用力を試すB問題に分けて実施。昨年の政権交代に伴い、全員参加方式から同省が約3割の学校を選ぶ抽出方式に替わった。各順位は単純な都道府県正答率で比較しているが、抽出調査となったことに伴い一定の誤差が発生するため、同省は本県小6国語Aでは「86.7~87.9%」などと幅をもたせた数値も発表している。
本県では小学6年が県全体の26.4%に当たる91校3428人、中学3年が県全体の50.3%に当たる86校約6470人がそれぞれ調査の対象となった。
本県の小6は国語Aが87.3%で2位(前回3位)、同Bが80.7%で6位(同4位)、算数Aが78.1%で4位(同3位)、同Bが52.6%で5位(同5位)。いずれも4年連続1けたの好順位となった。
中3は国語Aが77.2%で7位(同12位)、同Bが67.0%で12位(同21位)、数学Aが66.8%で12位(同15位)、同Bが44.5%で16位(同36位)。いずれも前回より順位を上げた。
県教委では「思考や判断力を鍛える各学校の取り組みが好結果につながった」としており「小・中・高12年間の連係した学習をさらに進めていくことが課題だ」としている。
また、テストと同時に生活習慣に関する調査も行われており「家で予習、復習をしているか」「家で苦手な教科の勉強をしているか」などの項目で、本県は小・中とも全体的に全国平均を上回った。ただ、「地域の行事に参加しているか」「近所の人にあいさつをしているか」などは全国平均を下回った。













