弘前市の「嶽開発」(三上千春社長)は、新分野進出の一環で県などと共同開発を進めていた「わさびチョコレート」の商品化に成功、県内6カ所の道の駅で8日から試験販売に入った。同日、県庁に山下勝県土整備部長を訪ねた三上社長は「バレンタインデーに何とか間に合った。津軽の新しいお土産になれば」と期待を込めた。
同社は公共投資削減で建設業の経営環境が厳しい中、国の制度を活用して積極的に農業分野に参入。「嶽きみ」「無袋リンゴ」「清水森ナンバ」といった津軽地方ならではの農作物を自社農園で生産している。
わさびチョコは、新鮮な地下水を利用してビニールハウスで栽培した「嶽わさび」を原料に、東京の洋菓子メーカーに委託して3000個製造。1箱6個入り980円(税込み)で、ワサビの量を加減して3段階の辛さを楽しめるようにした。
首都圏のメーカー直営店で2000個、県内の「なみおか」「十三湖高原」「もりた」など道の駅では計1000個を今月末まで期間限定販売する。
道の駅「こどまり」の成田幸弘駅長らと県庁を訪れた三上社長は「ワサビをスイーツにするのは難しかった。工場を建てられるほど成功させたい」と完成を報告。山下部長は「新規分野参入への熱心さを感じる」と評価していた。
【写真説明】3段階の辛さがある「わさびチョコ」











