日本原燃は8日、六ケ所再処理工場内で冷却水の配管の一部が凍結し、系統が一時ストップするトラブルが6日に発生していたことを明らかにした。六ケ所村では5日に観測史上最も寒い氷点下12.3度を記録するなど、厳しい冷え込みが続いていた。
 凍結したのは、使用済み燃料受け入れ・貯蔵施設の配管。使用済み燃料貯蔵プールの温度を一定にする冷却水の系統で、水量を調節するタンクの水位を計るための配管が凍結した。この影響で水位計が機能不良となり、安全装置が冷却水の供給を停止。投光器で配管の温度を上げて解凍し、約2時間40分後には復旧した。冷却水の系統は2つあり、貯蔵プール内の温度に影響はなかった。
 配管はステンレス製で、約1メートルにわたり屋外にさらされている。このため保温剤やヒーターを取り付けるなどの凍結防止対策を施していた。配管は3日にも凍結しそうになり、原燃では水位計のある部屋に投光器を設置して温度を上昇させていた。しかしこれが逆に災いして、ヒーターの起動が遅れたとみられる。原燃では再発防止策として、ヒーターが起動する温度の設定を変更した。