鉄道・運輸機構は3日、12月に開業する東北新幹線八戸―新青森で、営業車両などを使った試験走行を4月13日から始めると発表した。八戸以北に「はやて」や新型車両「E5系」が初めてお目見えすることになる。八戸駅の営業に支障のない深夜から未明の時間帯が中心となるが、間近に迫る開業を実感する機会となりそうだ。
 同区間の建設工事がほぼ完了し、土木構造物やレール、電車線、信号設備などを確認するための試験走行。電気・軌道総合検測車(愛称イースト・アイ)を走らせた後、開業時の営業車両となるはやてを試運転する。2011年春に投入されるE5系は、9月2日の試験終了時までに走らせる。
 約5カ月間で30日程度の試験走行を予定。ダイヤが空白となる午前零時から5時を基本に、一日1~3往復する。新青森駅や七戸十和田駅の発着時刻は未定。
 一方、建設中の新青森駅の駅舎は26日が完工予定時期で、1月末現在の工事進ちょく率は98%に達した。鉄道・運輸機構は今月12日に「新青森駅」の駅名標を駅舎正面に設置する予定。