子供の安全・安心と健やかな成長発達に役立つデザインの商品や事業などを表彰する「第3回キッズデザイン賞」に県産業技術センター弘前地域研究所(岡部敏弘所長)の木製玩具(がんぐ)3点と2005~06年度に取り組んだ事業「子どもと木のコミュニケーション・プロジェクト」が選ばれた。
同賞はNPO法人のキッズデザイン協議会が主催。同研究所は子供に木の文化を伝え、持続可能な循環型木工産業を創出することを目的とした同プロジェクトの一環で木製玩具を開発し、受賞した。
受賞した木製玩具は、板をゴムひもでつなげることで形を変えたり音を出したりできる「ゆらゆら積み木」、大型絵本をイメージした板で、家の壁やトンネルに見立てて遊べる「バタフライボード」、積み木に溝があり指1本で持ち上げたり積み木同士をつなげたりできる「つむくむ」の3点。
これらの木製玩具は手が不自由な人でも楽しめるユニバーサルデザインに配慮しており、同研究所生活技術研究部の工藤洋司主任研究員(41)、伊藤健主任研究員(41)、舘山大研究管理員(43)がそれぞれ開発した。
工藤主任研究員は「評価されることは開発にかかわってくれた人への恩返しにもなる」、伊藤主任研究員は「良いものを作りたいと思って作ったので、ほかの人からも良いものと認められてうれしい」、舘山研究管理員は「これを機会に、青森から木の玩具をアピールしていければ」と受賞の喜びを語った。
3作品は8月6~9日まで東京都港区のTEPIAで開かれる「キッズデザイン博2009」で一般公開される。
【写真説明】(左から)舘山研究管理員、伊藤主任研究員、工藤主任研究員とそれぞれが開発した木製玩具













