弘前大学農学生命科学部の城田安幸准教授(専門・進化生態学)と弘前大学生活協同組合は、がん予防効果などが期待されるポリフェノールが多く含まれる未熟果実入りリンゴジュース「医果同源」を40%使用した発泡酒「医果同源アップル・ブリュー」を共同開発した。11日から16日まで東京都の新宿高島屋で開かれる第2回「大学は美味しい!!」フェアで発売される予定で、城田准教授は「米寿のお祝いにも飲めるような飲みやすい味」と紹介した。
昨年5月、城田准教授のもとに卒業生の1人が訪れ、肝臓がんであることを告白。これをきっかけに、ポリフェノールを多く含み、毎日飲み続けると免疫細胞が活性化すると注目されているリンゴジュース「医果同源」を使用したアルコール飲料を、約1年掛け開発した。
「医果同源アップル・ブリュー」はリンゴジュース「医果同源」を40%を使用し、アルコール度数4.5%のリンゴ醸造酒。企画元は医果同源りんご機能研究所で、製造元はオニコウベ(宮城県)。ラベルも北欧の文字を使いかわいらしいく仕上げ、ベルギービールを意識しリンゴの香りが漂う若い女性からお年寄りまで楽しめる優しい味わいとなった。
ベースとなるリンゴジュース「医果同源」はポリフェノール量が完熟リンゴに比べ5~10倍と言われる未熟リンゴを25%使用しているのが特徴。ポリフェノールは老化やがんの原因になる体内の活性酸素の働きを阻害するとされている。
城田准教授は「肝臓中の免疫細胞ナチュラルキラー細胞を元気にし、お酒で長生きにつなげられたら」と話した。
限定3千本を製造し「大学は美味しい!!」フェアで販売。価格は1本(330ミリリットル)880円で、箱入り(3本セット、6本セットの2種)。一般販売は検討中。
問い合わせは、医果同源りんご機能研究所(電話0172―35―5931)まで。
【写真説明】開発したリンゴ醸造酒「医果同源アップル・ブリュー」について説明する城田准教授













