弘前市は26日、機械設備などの償却資産にかかわる今年度の固定資産税の課税ミスで、個人、法人合わせて57件に納税額の過小請求などがあったと発表した。未請求額は総額412万9200円。税制改正に伴うコンピュータープログラムの修正ミスが原因で、市は近く対象納税者を直接訪れ、課税ミスを説明、陳謝し、本来の納税額の支払いに理解を求める考え。

 市によると、21日に市内の企業から納税通知書が送付されていないとの問い合わせがあり、調査した結果、税制改正に伴い1月に市情報政策課職員が修正したコンピュータープログラムにミスがあったことが判明。
 償却資産にかかわる固定資産税の納税義務者約1800件をすべて調査したところ、個人7件、法人50件の計57件に納税額を過小請求するなどしていたことが分かった。
 1件当たりの未請求額は最大約70万円、最少で100円という。
 コンピュータープログラムのミスは「想定外の部分」(市情報政策課)だったため、修正後のデータチェックでも気付かなかったという。
 固定資産税の納税通知書は1日に発送済みのため、市は課税ミスがあった納税者を直接訪問し、説明を行う。
 26日に記者会見した成田雅幸総務部長は「人為的ミスで課税誤りがあり、大変申し訳ない」と陳謝し、今後はプログラム修正時の検証確認を徹底していく考えを示した。
 相馬市長は「ミスは緊張感の欠如であり、非常に残念。再発防止に向け注意を促す」とのコメントを発表した。

【写真説明】記者会見で課税ミスを陳謝する成田総務部長(左から2人目)ら