雪が少なく、過ごしやすかった今冬の弘前市。同市の今冬(11月1日―3月31日)の累積降雪量は4.99メートルで、青森地方気象台観測史上最も少なかった。また12月1日―3月31日の平均気温も平年を大きく上回り、3年連続の暖冬少雪となった。
11月は下旬にまとまった降雪があり、1カ月の降雪量が40センチと平年(22センチ)を上回ったものの、ほとんど雪が降らなかった12月は70センチで平年(1.49メートル)の半分にも満たなかった。
1―2月は毎日のように降雪が観測されたが大雪になることが少なく、今冬一番の積雪は2月21日に観測した49センチだった。同じく少雪だった昨冬の最深積雪が70センチだったことから、今冬の雪の少なさが分かる。降雪量も1月が1.51メートル(平年2.67メートル)、2月は1.50メートル(同2.25メートル)で、昨冬(1月1.80メートル、2月2.41メートル)に比べ非常に少なかった。
3月は上―中旬に晴れる日が多かったため雪解けが進み、昨冬と同じ15日に積雪ゼロとなった。昨冬はその後に積雪が観測されなかったが、今冬は26、27日にまとまった雪が降り、降雪量は昨冬を上回った。
11―3月の累積降雪量4.99メートルは平年(8.11メートル)の62%で、統計がある1983年(82年11月―83年3月)以降、最も少なかった2007年(06年11月―07年3月)の5.24メートルを下回った。
また昨冬は12―3月に計21日の真冬日を観測したが、今冬は11日にとどまるなど気温も高めで推移。12―3月の平均気温は1.0度で平年(氷点下0.2度)、昨冬(0.4度)を大きく上回った。
特に1、2月は暖かい日が多く、最高気温が3月中旬並みの5度を超えた日が計19日もあった。また昨冬は1、2月に最高気温が10度を超えた日が1日もなかったが、今冬は計2日観測した。
青森地方気象台は「11月、3月は気温の変動が大きかった。12月から2月半ばにかけては冬型の気圧配置が長続きしなかったこともあり気温が高めに推移し、降雪も少なかった」とした。











