県立高校入試の前期選抜が25日、全日制65校、定時制12校で一斉に行われた。同日は午前中曇り空が広がり、交通の乱れなどはなかったが、2校で英語の放送問題で放送機器のトラブルがあったほか、1校で問題用紙の配布漏れ、1校でチャイムの誤作動があった。合格発表は3月6日午前9時から各校で行う。
 全日制は募集定員9082人に1万2270人が出願し、平均倍率1.35倍となった。定時制は同456人に対し、492人が出願、平均倍率は1.08倍。
 学力検査は午前8時45分から国語、英語、数学、社会、理科の順で行われた。
 普通科の志望倍率が1.56倍、人文科では1.58倍となった弘前中央高校(矢本嘉則校長)では、生徒たちが難関に挑戦した。
 最初の科目国語の試験前、会場では受験生が机の上に並べた受験票や鉛筆、消しゴムを緊張した面持ちで確認。試験上の注意点が放送で流れると真剣な表情で聞き入り、チャイムと同時に第1問となる放送問題に全神経を集中させた。
 試験終了後、弘前市の女子生徒(15)は「緊張したが思ったよりもできた」、平川市の男子生徒(15)は「最初は緊張したが自分の全力は尽くせたと思う」と話した。深浦町の女子生徒(15)は「英語のリスニングが難しく感じたが、思い残すことなく集中できたので今はほっとしている」と笑顔を見せた。
 6日の合格発表は各高校で受験番号を発表する。後期出願は9日から11日まで、試験は16日。
【写真説明】問題が配られ、緊張感が張り詰める試験会場(25日、弘前中央高校)