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輸入果汁使用のリンゴ加工製品を「県産リンゴ果汁使用」と偽って販売するなどの偽装表示が昨年8月に発覚し、操業を自粛していた弘前市のリンゴ加工業者「青森県果工」(佐々木隆夫代表取締役社長)が社名を「オノフーズ」に変更していたことが9日、分かった。佐々木社長は退任、新代表取締役社長に前取締役の小野良仁氏が就任し、昨年12月から操業を一部再開している。
同社によると、事件後に取引業者らから「県果工という社名や役員を一新するなどであれば応援したい」という声が上がり、昨年12月18日に臨時株主総会を開き、新社名と新役員を決定。新社名は小野社長の名字から取った。佐々木前社長ら前役員は退任したが、佐々木前社長は残務処理や経営の立て直しのため相談役として残ったという。
同社は12月1日からアップルパイ用のプレザーブ(シロップ漬け)の製造を再開したが、「ユーミー」で知られる同社ブランド名は今春までをめどに変更するという。
佐々木前社長は「産地偽装に関しては反省しており、大変申し訳なく思っている。今後は認識の甘さを正し、コンプライアンス(法令順守)を徹底したい」とした上で、「信頼回復に努め、雇用の確保や地場産業としての役割を果たしていきたい」と話した。
また、小野新社長は「社員一丸となって安全、安心な製品をお客さまに届けられるよう精いっぱい努力していく」とコメントした。
【写真説明】信頼回復を目指し「オノフーズ」として再スタートした旧県果工(弘前市東和徳町)



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