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県自転車安全利用推進協議会(事務局・国土交通省青森河川事務所)は青森市・新町通り(主要地方道 青森停車場線)で行った「バス停車帯閉鎖の社会実験」の結果をまとめた。それによると、停車帯閉鎖に伴い、バスが車線上で停車しても、車両の交通量に大きな変化がないことが分かり、「自転車通路を確保するためのバス停車帯閉鎖は実現性が高い」と結論付けている。
JR青森駅に通じる幹線道路である新町通りはバスや一般車両をはじめ、多くの歩行者や自転車が行き交う。円滑な道路交通を確保するため歩道にはアーケード、歩道沿い車道側に自転車通路が設けられ、バス停留所には停車帯が設置されている。
しかし、停車帯は自転車通路をさえぎる構造となっており、通路は停車帯周辺からいったんアーケード内に移行する。このため自転車と歩行者がアーケード内に混在し、危険な状態となる。
実験では、停車帯をなくし、自転車通路の走行性を確保する目的で実施した。
10月24日(金曜日)、同25日(土曜日)の各午前7時から半日間、青森駅前から柳町交差点まで約900メートルにある停車帯六カ所(片側3カ所)を閉鎖し、交通量に与える変化を調べた。
その結果、交通量は実験一週間前との比較で、平日は3%(289台)増の9991台、休日は4・6%(410台)増の9290台となり「平日、休日ともに自転車交通量に大きな変化は見られない」との結論に至った。
ただし、車線上に停車したバスの後続車両は長さが伸び、平日は最大で実験前比2・8倍の140メートル、休日は最大同2・6倍の155メートル。調査区間の通過時間は平日、休日ともに平均約1分、最大約4分それぞれ長くなった。
今回の調査結果を受け、関係機関は歩行者と自転車、バス利用者の安全確保に向け、来年度から現在の自転車通路を自転車道として利用形態整備が可能か検討する。
【写真説明】青森市・新町通りに設けられた停車帯(写真右側、バスと人の間)



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