21日から22日にかけて津軽地方に降ったドカ雪は、スキー場にとっては恵みの雪となった。冬休み初日となった23日に営業を開始したスキー場も多く、関係者は安どの表情。一方、オープンを待ちわびた親子連れらは初滑りを楽しみ、思い思いにシュプールを描いていた。

 弘前市高杉の高長根レクリエーションの森ファミリースキー場では同日、スキー場開き式が行われ、関係者約30人が営業開始を祝うとともにシーズン中の安全を祈った。
 テープカットに続いて地元小学生がプラカードを持ってゲレンデを滑走すると、出席者から大きな拍手が起こった。
 ゲレンデには25センチの雪が積もっており、同スキー場を管理運営する市公園緑地協会は「きょうオープンできないと思っていた。今回の雪は本当にありがたかった」とほっとした様子だった。
 20日にスキー場開きをした大鰐温泉スキー場も、23日から本格的に営業を開始。まだ30センチほどの積雪だが300人ほどのスキーヤーが訪れ、雪の感触を確かめながらゲレンデを滑走する姿が見られた。
 同日時点で滑走可能コースは2つ。成田耕治支配人は「あともう一降りすれば、すべてのコースが滑走可能になるだろう」と話す。
 スキー場開きから10日遅れてオープンしたのは、青森市雲谷のスキー場・モヤヒルズ。積雪は約40センチで、訪れた親子連れら150人が銀世界の景色を楽しんだ。
 営業企画担当の斎藤久夫さんは「冬休みに間に合って良かった」と安どの表情を見せ、「まだ一部分のオープンなので、早く全面滑走可能な状態になってほしい」と、24日以降の降雪に期待していた。
【写真説明】家族連れでにぎわったモヤヒルズ(23日午後1時20分ごろ)