青森、秋田、岩手の北東北三県が共同発行する今年度の市場公募型県債「北東北みらい債」が2003年度の発行開始以来、初めて売れ残ったことが22日、分かった。残額は、申し込みを受け付けた地元の金融機関が全額購入する。
県財政課によると、発行額60億円のうち、募集開始の15日から19日の締め切りまでに、購入の申し込みがあったのは97・7%の58億6416万円。各県20億円ずつ割り当てられたが、売れ残った1億3584万円は本県分だった秋田岩手両県は売り切ったという。
北東北みらい債は、北東北三県の観光振興と交流ネットワークの構築のため毎年度発行しており、本県は東北新幹線を整備する負担金に充当。国債をやや上回る有利な利率が人気を集め、昨年度までは募集と同時に完売する盛況ぶりだった。本県が単独発行した02年度を含め、初めて売れ残りが発生した同課は「なぜかは分からない」としているが今年度の利率が0・90%と昨年度の1・10%を下回ったことや景気悪化も一因とみられる。











