県は22日、来年4月発足を目指す地方独立行政法人県産業技術センター(黒石市)の理事長を公募することを決め、実施要領を発表した。同日から募集を開始し、外部有識者らによる審査を経て、来年2月中旬までに内定者が決定する運び。工業系と農業系の試験研究機関を統合する全国でも例を見ない独法化で、県は「研究開発マネジメントと経営管理の能力に優れた人材を全国に求めたい」(農林水産政策課)と期待を寄せている。
 法人の定款で理事長は知事が任命すると定めたが、県はその前段として「候補者は公募が適切」(同)と判断した。
 年齢制限は設けず、県職員の応募も可能だが、研究開発や管理職の経験を有することを条件とした。「産業技術センターが成果を上げていくために取り組むこと」をテーマとした小論文と自己アピール文の提出を求め、来月21日まで募集する。応募者の中から、「理事長候補者審査会」が適格者を選んで知事に推薦。知事が内定者を決め、来年4月1日付で任命する。
 理事長の任期は2年。報酬や諸手当(通勤手当、期末手当など)は、センターが今後定める役員報酬基準を適用するが、県の部長級に相当する金額になる予定だ。
 問い合わせ、申し込みは同課地方独立行政法人設立準備グループ(電話017―734―9472)へ。申込書は県のホームページからダウンロードできる。