国土交通省東北地方整備局は19日、弘前市中心市街地活性化協議会(新戸部満男代表)が同市中心市街地で、よさこい津軽などを開催している歩行者天国など「弘前まちなか散策街道」について、国が観光振興や地域活性化を支援する「東北の風景街道」に登録されたと発表した。
 道路と歴史的な資源、活動団体、事業を総称する「風景街道」の制度は、道路に絡む地域おこしを促す狙いで2007年度に始まった。県内の登録は、青森市内で景観形成などを図る「青森エントランスロード」に次いで2例目。
 同協議会は道路管理者の弘前市のほか、商工会議所、商店街組合、交通事業者、市民団体などで構成。2009年度以降も歩行者天国の定期開催を予定するほか、イメージアップフラッグを作成して沿道に掲揚、装飾用植物の設置も検討する計画だ。
 JR弘前駅から弘前公園までの主要な道路や弘前昇天協会、まちなか情報センター、蓬(ほう)莱(らい)橋、青森銀行記念館も地域資源として「住民も観光客とともに共感・共鳴できる感動と交流の場」をつくるという。
 具体的な来年度の実施事業について、東北地方整備局は年明けにも協議会との調整に入り、財政支援が妥当と認めた個別事業に対し、経費の半分を負担する。また、ホームページなどを通じて各種事業のPRも手伝う。
 登録は東北地方で計17件。東北風景街道協議会(会長・藤崎三郎助東北経済連会長)が11日に宮城県仙台市で開いた会合で審査し、岩手県などの街道2件とともに新規登録を決めた。
【写真説明】歩行者天国ではよさこい津軽が合同乱舞で盛り上がった(2008年6月29日、弘前市土手町通り)