青森市内のアパートに乳児の遺体を放置した容疑で逮捕された母親の同市石江字江渡、無職能登谷純代容疑者(39)は、知人男性の名義を借りて100万円ほどの借金をしていたことが、15日までに分かった。「人に取り付くのがうまく、金の使い道についてはっきり話さない」との証言もある。
同容疑者に現金を貸したという同市内在住の知人男性(55)によると、4、5年前から2年ほど前にかけて2度、同容疑者から頼まれ、消費者金融などからおよそ100万円を借りて渡した。
当時、同容疑者は同市内の飲食店勤めを転々としており、知人男性は客として訪れていた。男性は「『子供を大きくしないと』などと、いかにも大変な様子で話すので、かわいそうに思って貸した。(同容疑者から)若干の返済があったが、まだ残金があり、最近は消費者金融から請求が来て困っている」と語った。
同容疑者は神奈川県の実家に連絡して借りた金を返す話もしていたという。
同容疑者が2005年9月から8カ月ほど勤めた飲食店経営者(62)は「お客から金を借りていることが分かり、注意したら翌日から来なくなった。人気があり、前の店からついてきた客も少なくなかった」と語った。
また「もともと太めだったが、妙にふっくらしている時が何度もあった。本人に尋ねると『食べ過ぎた』と話していたが、今考えれば(遺棄した乳児を)妊娠していたのでは」と振り返った。一方、能登谷容疑者の夫は14日、取材に対し「何も話すことはない」とだけ語った。













