政府は15日の省庁連絡会議で、世界文化遺産候補として本県と岩手、秋田両県、北海道による「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」など3件を国内暫定一覧表に追加することを決めた。関係資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する。これで一覧表記載の世界遺産候補は文化遺産11件、自然遺産1件の計12件となる。
ほかの2件は「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)「九州・山口の近代化産業遺跡群」(山口福岡佐賀長崎熊本鹿児島県)文化庁は今年9月各自治体から提案があったうち今回の3件を含む5件の候補を選定していた
この時点で、4道県の縄文遺跡群の名称は「北海道・北東北の縄文遺跡群」だったが、他地域の縄文遺跡も構成資産として見直す可能性を視野に入れ、名称が改められた。
「北海道・北東北―」は今後も4道県が中心となり、縄文文化の意義を国際的に理解してもらうための働き掛けなど、世界遺産登録に向けて課題解決に取り組む見通し。条件が整って世界遺産に推薦され、登録の可否が決定するのは数年先とみられる。
今回の決定について、三村申吾知事は「世界遺産登録に向けて一層の取り組みを進めるので、県民をはじめ関係者の支援、協力をお願いしたい」とコメントした。
残る2件のうち「金と銀の島、佐渡」(新潟県)については、世界遺産に登録済みの石見銀山遺跡(島根県)との統合を図る目的で島根県などと調整中。「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)は、宮内庁と保存管理の在り方を協議している。











