冬将軍を迎え撃つのは屈強なレトロラッセル車―。弘南鉄道(本社平川市、船越弘造社長)の弘南線で15日、本格的な降雪に備えて恒例のレトロラッセル車の試運転が行われた。同社職員が機器操作の訓練や安全運行の確認に努めた。同線では16日も試運転を行い、大鰐線でも17、18日に行う。
 両線で活躍するラッセル車とそれを押す機関車はいずれも大正、昭和初期に造られたもので、修理しながら現在も使用。そのレトロでありながら、精かんな風ぼうは両線の冬の風物詩になっている。
 昨年のラッセル車の出動は弘南線で21回、大鰐線で18回。大雪の年には両線とも50回を超えることもあった。
【写真説明】本格的な積雪に備えて出動するレトロラッセル車(弘南鉄道黒石駅構内)