弘前市の2008年度除雪業務委託入札で14工区が未決定になっていた件で、市は27日、再入札の結果を公表した。それによると、5工区は落札したが、残る9工区に応札はなかった。これから本格的な降雪シーズンを迎えるが、吉崎義起建設部長は「市民生活に支障が出ないようにしたい。再々入札になるか、随意契約になるか、検討を進める」と今後の方針を話し、12月初旬までには対応を整えたいとしている。
再入札は未決定だった17工区を14工区に再編し、25日に行われた。14工区はすべて旧市内。
入札の結果、幹線道路7工区のうち2工区に、生活道路7工区のうち3工区に応札があった。幹線道路の2工区は距離を延ばすなど再編した個所だった。未決定工区の総延長距離は幹線道路が37.44キロ、生活道路が32.65キロとなる。
不調の理由について市道路維持課では「業者の中でもリースなど定期的に支出がある場合、気候に左右され収入に変動がある除雪業務はリスクがあるのでは」と前回の入札と同様の見方を示した。
また、2000年度から04年度までの旧弘前市の除雪委託業務入札で、青森地裁が談合があったと認定した判決の影響については、「多少あったのかもしれない」とした。
今後、未契約工区で降雪があった場合は、「市直営のほか、隣接地区の既契約業者から対応できるとの返事をいただいている」と対応を話した。
未決定9工区の地区(場所によっては一部)は次の通り。
▽幹線道路=駅前、弘前公園周辺富田町大町南大町川先小比内、新里、福田、境関川合小栗山石川
▽生活道路=城北、田町大町楮町南大町鍛冶町富田樹木桔梗野富士見町浜の町藤代土堂清野袋













