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弘南鉄道大鰐線の「西弘前駅」と「城南駅」が1日から、それぞれ「弘前学院大前駅」と「聖愛中高校前駅」に駅名が変わった。住民から「寂しくなる」との声も出る中、駅構内の案内板が書き替えられたり、運賃表示の駅名を変更するなどの作業が着々と進んでいる。しかし、地元商店街では「逆にアピールのチャンス」と前向きにとらえ、学生の街「西弘」の活性化につなげたい考えだ。
同線の14駅では、駅窓口にある料金表示の駅名がすべて変わった。また、新駅では切符に押印するはんこも変更された。
複数の高校の生徒が利用する聖愛中高校前駅では、聖愛高の生徒が「学校の所在地がはっきり分かるようになるので、便利になると思う」と話した。
弘前学院大前駅では、業者が構内に設置された案内板の表示を書き替える作業を行うと、沿線住民らが「にしひろさき」の文字が書かれた看板が白いペンキで塗りつぶされるのを寂しげに眺めていた。また、駅の看板が変わる前の姿を写真に収めようとする人の姿も見受けられた。
西弘前で30年以上商売を続けているという女性は「『西弘』は、いろいろな思い出が詰まった地名。なくなるのは仕方ないが、すごく寂しい」と声を落とした。
西弘商店街維持振興会の今義美会長も「西弘という言葉が若い人に伝わらなくなるのでは」と話す一方、「逆に西弘をアピールできる機会になる」ととらえ、「イベントなどで西弘の名前を使い、学生の街・西弘として再発展してくれれば」と期待を込めた。
【写真説明】駅名変更に伴って構内の看板も変更された



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