弘南鉄道大鰐線の「西弘前駅」と「城南駅」が9月1日から、それぞれ「弘前学院大前駅」と「聖愛中高前駅」に駅名が変わることになった。学校法人弘前学院の要望を受け、弘南鉄道が決めた。突然の変更に、地元商店街などからは「なぜ『西弘』の名前をなくするのか」など反対の声が上がっている。
西弘前駅は1952年の弘前電気鉄道開業時以来、城南駅は73年の停留所開設時以来からの名称。
その駅名に関し、清掃活動や慰問などを通じて地域に密着した学校づくりを進める弘前学院が、7月下旬に同社へ変更を要望。駅名に学校名を取り入れて生徒、学生の利用率向上を図りたい同社が検討した結果、今月中旬に変更を決めた。
聖愛中・高校の春藤英徳校長は「(駅名変更で)さらに地域と一緒になった学校づくりを目指したい」、同社は「学生らの利用率が上がると思う」と期待を込めている。
しかし、突然の駅名変更に西弘前駅周辺の商店街では「初めて聞いた」という驚きの声と同時に「わざわざ駅名を変える必要がどこにあるのか」と疑問の声が上がっている。
駅周辺の商店では「『中野1丁目』と説明するより『西弘』と言った方が、お客さんが分かってくれる。はっきり言って変更は反対だ。変えてはいけないと思う」と憤りを隠さない。30年以上続く商店では「新駅を作るなら分かるが、なぜ変えなければならないのか。駅名が変わっても『西弘』の名前は続けていく」と話した。
【写真説明】9月1日から「弘前学院大前駅」に名前が変わることになった西弘前駅











