地域ぐるみで「かかしの里」づくりに取り組んでいる鯵ケ沢町中村地区で、今年も高さ5メートルのジャンボかかし4体が製作され、道行く人に愛きょうを振りまいている。
 港町のイメージが強い鯵ケ沢にあって、世界遺産白神山地が源流の中村川流域に集落を形成する同地区は、緑の山すそに抱かれるように田園が広がり、昔ながらの山里風景が心を和ませてくれる。
 かかしの里づくりは同地区町内会連合会とせせらぎ中村委員会が、地区内の老人クラブや婦人会、農協、学校、保育所など団体に呼び掛け、地域活性化の目玉事業として2002年にスタートした。
 集落を縦断する県道中村バイパスは、すっかり“かかしロード”として定着。豊作を願う夏の風物詩として数多くの観光客が訪れている。
 今年もジャンボかかしをはじめ、地区住民らが製作したユニークなかかし55体の飾りつけ作業が1日から始まり、20日まで展示される。また21日夕には、すべてのかかしを近くの河川敷に集めて火を放つ、供養祭を行う。
【写真説明】今年も鯵ケ沢町中村バイパスで愛きょうを振りまいているジャンボかかし