2009年度から始まる教員免許更新制に先立ち、26日から弘前大学(遠藤正彦学長)で予備講習が始まった。
 県内をはじめ、関東地方や北海道から小、中、高、特別支援学校などの教諭が必修や選択の講座を真剣な表情で受講した。
 予備講習は文部科学省の委託事業で教材開発、意識調査、事後評価、諸手続きを実際に行い、課題と解決方法を見つけ、検証する。11年3月31日が修了確認期限となる教員が対象で、合計が30時間超になるよう受講する。
 予備講習は無料で、受講すれば制度導入後の全講習または一部の受講が免除されるとあって、弘大では約400人の申し込みがあり、延べ250人の受講者数となった。
 初日は、弘大教育学部の教授らが講師を務め、弘大必修の「教育の新動向」と小学校教諭を対象とした選択「カリキュラムからクラスまで」の講座が開かれ、合わせて約70人が受講した。
 参加した市内の女性教諭は「来年からは自費なので、無料のうちに受講した」、男性教諭は「制度が始まるので仕方なく受講した。子供たちのために時間を掛けたいのが本音」と語った。また、女性小学校教諭からは「大学で講義を聞き、良い刺激になった」などの声も聞かれた。
 受講者は幼児、心理学などの履修講座ごとに筆記試験や実技試験などを受け、合格者には修了を認定し履修証明証が渡される。
【写真説明】予備講習を受ける教諭たち