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原油高の影響で6月から石油元売り各社がガソリンの卸値を大幅に引き上げる。このため、弘前市内の各ガソリンスタンドでは31日、値上げ前のガソリンを求める車の長蛇の列が出来た。給油をする市民からは「もう限界。家計が成り立たない」「高すぎるが、車に乗らないわけにはいかない」といった怒りやいらだちの声が相次いだ。
ガソリンの価格については、石油元売り大手の出光興産が6月1日から1リットル当たり14・5円引き上げると発表。その他の元売りもジャパンエナジーが13円程度、業界最大手の新日本石油が12円、昭和シェル石油も12・5円と各社とも軒並み10円以上の値上げを実施する方針。これを受けて全国平均のレギュラーガソリン店頭価格は、6月初旬にも170円台に突入することが確実といわれている。
このため31日の弘前市内のスタンドは、午前中から給油待ちの車が列をつくった。
給油していた市内の男性会社員(24)は「170円台になったら、あり得ない価格。少しでも安いうちに給油しようとスタンドに寄った。できるだけ車に乗りたくないが、必需品なので節約も限界がある」と苦い表情。
市内の主婦(56)も「ご飯は食べないといけないし、車にはガソリンを入れないといけないのに、食料品もガソリンも値上げなので主婦としては大変。これ以上値上げしたら生活していけない」と憤った。別のスタンドで給油していた市内の女性も「スタンドからのメールで10数円も値上げすると通知が来たので飛んで来た。これ以上の値上げは困る」とため息をついた。
市内のセルフスタンドの店員は「午前中から大変な混雑だった。1日から値上げするかどうかは本社の連絡待ちだが、周りの動向を見てからだろう」と話し、来店客の対応に追われていた。
【写真説明】31日の弘前市内のガソリンスタンドには値上げ前の給油に長蛇の列ができた(午後7時30分ごろ)



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